簡単にインテリアの雰囲気をガラっと変えられる、アクセントクロス(壁紙)。
全く道具を持っていない状態でしたが、予算5千円程度で部屋の2面をコンクリート打ちっ放し風のアクセントクロスに変えることができたので、購入したアイテムなどをご紹介します!

コンクリート壁のメリットとデメリット
メリット
デザイナーズマンションなどにもよく見られる”コンクリート打ちっぱなし”の部屋。
都会的でスタイリッシュな印象なため、1面だけでもあると、一気にオシャレな部屋に見えますよね!
また、クールな無骨な雰囲気なので生活感が出にくく、インテリアの組み合わせ次第では清潔感すら感じられるデザインです。




また、コンクリート壁だと、部屋の角によくある柱の出っ張りや天井の梁(ハリ)がないので、家具を配置する際に「この柱がなければな~・・」ってこともなく、同じ面積でも居室として使える面積が広く、開放感があります。
コンクリートは密度が高く、音を通しにくいという特性がありますので、防音効果が期待できたり、木造に比べると火事になりにくいというようなメリットもあります。
✓オシャレな部屋を楽しめる
✓クールな雰囲気で生活感が出にくく清潔感がある
✓柱が無いので家具が配置しやすい
✓防音性・遮音性が高い
✓耐火性・耐震性が高い
デメリット
このようにコンクリート壁はメリットばかりかというと、デメリットかな?ということもいくつかあります。
私もコンクリート打ちっ放しの部屋に憧れて、実際に住んだことがあるのですが、「住み心地」というと、気になる点もありました。
まず、コンクリート打ちっ放しのデザイナーズマンションは物件数も少なく、家賃も少し割高な場合が多いです。
コンクリート壁の特徴としては外気の影響を受けやすいため、夏は暑く、冬は寒いです。
また、密度が高く結露が起きやすいため、喚起など気を付けていないとカビも生えやすい状態になってしまいます。
それに普通のクロスのように画鋲などを刺すことができませんので、壁に何かを設置するのも難しいです。
✓物件数が少なく探すのが大変
✓普通の賃貸物件より家賃が高い
✓夏は暑く冬は寒いため光熱費が高くなる
✓実用性が低く生活しづらい場合がある
✓お部屋が薄暗い雰囲気に感じる人もいる
こんなデメリットもあったりするのですが、私は憧れのコンクリート打ちっ放しの部屋に住めたのは本当に良かったと今でも思っています。
人を家に呼びたくなったり、家に帰るのが楽しみになったり、やっぱりコンクリート打ちっぱなし風の雰囲気が好きで、居心地がとても良かったです。
もうとっくに引っ越してしまっているのですが、コンクリート壁のデメリットが原因で引っ越した訳ではありませんので、私は今でもコンクリート打ちっ放しのデザイン大好きです!
簡単にコンクリート打ちっ放し“風”の部屋を手に入れる!
そうはいっても、なかなかコンクリート打ちっ放しの部屋に住むのはハードル高いですよね・・そもそも物件数も少ないし、家賃の問題もあるし・・
そこでおすすめなのが、貼ってはがせる「コンクリート調」の壁紙!
壁紙を貼りたい大きさにもよりますが、予算5千円以内で憧れの“コンクリート打ちっ放し”風の部屋を手に入れることが可能です♡
リアルなコンクリートではないので、先に挙げたコンクリート壁のデメリットも気にする必要はありません。
女性一人でも簡単にできるDIYですので、気になる方はぜひチャレンジしてみてくださいね。
壁紙DIY用に購入したもの
今はDIY初心者さんでも簡単にできるように、シールや生のりがついた壁紙やクロスがたくさん販売されていて、模様替え感覚で壁紙を変えることができるようになりました。貼ってはがせるシール式の壁紙なら、賃貸物件でも気軽に壁のDIYに挑戦できます。
壁紙を選ぶポイントなんですが、つなぎ目が分かりにくい柄にすることです。
小さなスペースでつなぐ必要がない場合は問題ありませんが、だいたい壁紙はロールになっていて幅は60cmとか80cmとかなんですが、アクセントクロスとして使用する場合には、その幅の壁紙をつないで貼っていくことになります。
そのため、どうしてもつなぎめは何か所かできてしまいますので、コンクリート打ちっ放し風の壁紙もいろいろ種類がありますが、できるだけつなぎ目が分かりにくそうな柄を選びましょう♪
私が購入したのは、たったこれだけです!




大好き楽天先生でも探してみましたが、amazonで安い!早い!送料無料!の三拍子揃った商品を見つけたので、amazonでこちらの商品を選びました!
この壁紙はのり付きシールタイプなので、台紙をはがして今ある壁紙の上から貼るだけで簡単DIYリフォームができるタイプです!
貼ってみると安っぽい感じは全く無く、表面は少しザラつきのある素材になっていて、結構本物のコンクリートと間違えられるほどです。
なんとなく、表面のちょっと凹凸したザラつきのある質感分かりますか?




- サイズ:約60cm×10m(約3.7畳)
- 商品特徴:防水・耐久・防カビ・防湿・吸音・柔軟・軽量・無毒・無刺激性
- 使用年限:15年以上
- 応用場所:浴室、キッチン、お手洗い、リビングルーム、店舗、珈琲店、テレビの背景、ホテル、会談室、研究室、ラウンジルーム、レストラン、展示会、フォトスタジオ、ソファの背景、廊下、居間など
高質商品ですが、注文生産の商品で柄や色に差があるかもしれないので、できるだけ一回で足りる分のサイズをご購入しましょう。
足りなかったら後で買い足せばいいや、と思って分けて注文してしまうと、色柄が合わない可能性もあるようです。
道具はこちらのセットになっているタイプがあったので、こちらにしました。




【セット内容】
- おさえヘラ 180mm
- ステンレスカット定規 220mm
- おさえローラー 32mm
- カベ紙用カッターナイフ
壁紙を貼る用の道具は全く持っていなかったのですが、実際に壁紙を貼ってみたところこのセット全部必要だったので、購入しておいて正解でした♪
カッターナイフくらいは家にあったのですが、新しいカッターナイフはやっぱり切れ味が良くて使いやすかったです。
また、基本的にはこのセットだけあればOKでしたよ~。
(メイン)ダイニングスペースのアクセントクロス
まずコンクリート調に貼り替えたかったのは、ダイニングスペースのこちらです。




貼っている工程がなくて申し訳ないのですが、一応この壁紙の貼り方ステップ。
壁紙シールを貼り付ける前、ホコリや汚れが無いよう雑巾でキレイに拭いてください。
貼り付けるサイズやレイアウトに合わせてカットしてください。ハサミやカッター等でカットできます。
先に約50cm程度はがして折り曲げておきます。
壁紙の真ん中から外へスキージー等で空気(気泡)を抜きながら貼っていきます。
空気が入ったところがないかチェックします。
こんな感じで、一人でがんばって貼りましたよ~。所要時間は女性1人作業で1時間半くらいでした!




一人だと壁紙を押さえながら曲がらないように貼るのは少し大変ではあったのですが、シール式になっているので、台座をはがしながら少しづつ貼っていくので、失敗もしにくかったです。
少しずれちゃったかも~という時にも、すぐであれば貼り直しもできたので、その点も良かったです!
一応、上の画像の真ん中辺りに縦のつなぎ目があるのですが、分かりますか?
このコンクリート柄の質感のおかげか、だいぶ分かりにくいと思うんですよね。
アップにすると、少しわかるかも! 少し離れて見ると、たぶんほぼ分かりません。




ポスターを飾ったり装飾すると、ほんとに映えてくれるんです。




今まで白の一般的な壁クロスだったので、ここ一面コンクリート調の壁紙にしたところ、やっぱり圧迫感は出てしまったのですが、その代わり他のインテリアを淡い色にちょうど模様替えしたので、このコンクリート調の壁紙がいいアクセントになってくれています。
今は全体的に白×ベージュのインテリアにしているのですが、このコンクリート調の壁紙のおかげで甘さが抑えられ、大人っぽい雰囲気になっていると思います☆
壁紙が余ったのでベッドスペースも!
上にも書いた通り、失敗などして壁紙が足りなくなったら困ると思い10mのロールで購入したのですが、だいぶ余ったので、ベッドスペースの小さ目の壁にも貼ってみました!




こちらはコンセントや梁(ハリ)などの出っ張りがなく、単純な作業だったので30分もあれば完成しました♪
もう手慣れたもんです。
壁紙の耐久性は?1年後の壁紙の状態
実はこの壁紙DIYは、約1年前にやったものです。
この壁に、壁に付ける家具などいろいろ設置したりもしていますが、はがれてきたり劣化している様子はなく、今でもきれいな状態のままです!
なんとなく、時間と共に端からはがれてきてしまったり、少し縮んだりしてつなぎ目が目立ってきたり、なにかしらの劣化はあるのかと思っていたのですが、今のところ全くそんな心配はなさそうです。
今はこんな感じに、無印良品の「壁に付けられる家具」を設置して、ポスターを飾っています。




ベッドルームの方は、ドレッサースペース。




こちらもはがれや劣化は見当たりません♪
メイク用品を扱う場所なので、白い壁クロスに比べて、汚れる心配がないのもいいです。
最後に
私はこのコンクリート調のアクセントクロスを貼ってみて、良いことしかなかったな!という感想です。
なによりコンクリート壁のデメリットはなく、コンクリート打ちっぱなし風の雰囲気を楽しむことができるし、費用も手間もあまりかかりません。
また、実際に使ってみると、他の白い壁クロスに比べて汚れることがほぼないので、その点も扱いやすいです。
ダイニングとドレッサーの2ヶ所に貼っているので、汚れた手で触ってしまうこともあるのですが、まず汚れも分からないし、万が一汚れが付いてしまっても、防水なのでさっと水拭きすればOKです。 ←汚れたことがないので、それすらやったことはないですが(笑)
もともと白い壁だった人だと、お部屋が薄暗い雰囲気に感じるかもしれませんが、その辺は周りのインテリアで調節すると、なりたいインテリアの雰囲気に合わせて部屋作りができると思います。
壁紙の耐久性は今のところ問題なさそうですが、ずっと貼りっぱなしのため、はがしてはいないんですよね。
一応「はがせる壁紙」ではあると思うのですが、長期に渡り貼りっぱなしだった場合、きれいにはがせるかが検証できていないのでそこが分からないのですが、とってもおすすめの壁紙です!






最後までお読みいただき、ありがとうございました!